絶対に妥協できない就職条件とは
就職活動を行う上で、色々な希望や条件があると思います。
例えば給料や転勤の有無、また週休二日制かどうかや働く環境、そしてその仕事が自分にとって夢を持てて満足できる内容かどうかなどなど、考え出したらきりがありません。
しかし、20年以上社会人を経験して思った事は、一番大事なのは雇用期間だということです。
私の周りで知る限り、一般的な満60歳定年制を実施している企業は全体の半分程度しかないような気がします。
たいていの企業が、表向きは満60歳を定年としてはいるものの55歳を一次定年としたり、50歳から希望退職を募ったり、また、酷いところは45歳を一次定年制とするなど、一次定年というもののこれは実際には「やめて下さい」と解雇通告しているのです。
そこで思った事は、色々な就職条件を考えても絶対に妥協できないのは企業が提示している定年時期と、その期間までしっかり雇用してくれる企業かどうかだという事です。
今のように年金支給の年齢がどんどん上がっていく気配ならなおさらです。
もし55歳で定年を迎えたら、年金支給されるまでの残りの十年間をどう過ごせばいいのか、当然そんな年齢で再就職などよほどのコネがない限り無理でしょう。
考えただけでも恐ろしくなります。
したがって、私は他の色々な条件よりもこの雇用期間については絶対に妥協できない就職条件であると思います。
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